紀淡海峡に浮かぶ南国の楽園


友ヶ島は紀淡海峡に緩やかな曲線を描いて浮かぶ神島、地の島、沖ノ島、虎島の四島を合わせた総称で定期船の着く沖ノ島の最高峰、コウノ巣山(120m)には1等三角点が埋設されています。
 加太港からの観光船で20分、沖ノ島の野奈浦桟橋に降り立つとそこはもう南国の楽園。少し前までは電気も自家発電でまかなっていた自然のままの島です。
 友ヶ島は第2次大戦の終わるまでは旧日本軍の軍用地で一般の人は立ち入ることが出来ませんでした。島内には大戦中の施設も多く残され6カ所の砲台跡のほか紀伊防備隊の海軍聴音所、弾薬庫、軍馬舎、将校官舎、厠なども当時の面影を偲ばせてくれます。また、島内の歩道はほとんどがかつての軍用道路で、今も舗装されていない風情ある道路で島内を巡ることが出来ます。

友ヶ島探索お薦めコース
友ヶ島灯台・展望台コース(3.7キロ)

野奈浦桟橋1キロ 20分→池尻浜0.4キロ 10分→友ヶ島灯台0.3キロ 10分→孝助松1キロ 20分→コウノ巣展望台(5分)→第3砲台跡1キロ 20分→野奈浦桟橋



神蛇池・虎島コース(6.2キロ)

野奈浦桟橋0.6キロ 10分→南垂水キャンプ場1.1キロ 25分→神蛇池1.4キロ 30分→虎島堡塁跡3.1キロ 1時間→野奈浦桟橋

友ヶ島マップ


友ヶ島を紹介しているページへのリンク集(画像も提供してもらっています)
加太・友ヶ島の砲台跡や戦争遺跡を画像とテキストで紹介しているサイト
友ヶ島汽船のホームページ 時刻表 見所など
友ヶ島を詳しく紹介しているページ 友ヶ島への行き方などを詳しく紹介
友ヶ島の時刻表
友ヶ島のイラストマップ 簡単に案内しています
友ヶ島を愛するQQQさんのページ 掲示板あり


友ヶ島には葛城修験道の行場が5ヵ所あります。沖ノ島の深蛇池と閼伽井(あかい)、虎島の観念窟(かんねんくつ)と序品窟(じょひんくつ)、神島の剣の池でこのうち序品窟を葛城二十八宿の第一宿とする伝承があり、今も毎年ほら貝を持った山伏さん達が修行にやってきます。

                       【友ヶ島の歴史】
嘉永7年(1854年)紀州藩が幕府の命により加太に友ヶ島奉行を置き友ヶ島に藩士を常住させました。それ以来友ヶ島は国を守る上で重要な島となりました。
明治21年には陸軍の用地になり、明治期に要塞、砲台が築かれてから第2次大戦の敗戦まで一般人は近づくことも禁止されていました。
昭和24年には瀬戸内海国立公園の一部となって以後全国的な観光地として開発が進められてきました。   

                        
第2砲台を右に見て樹林帯の道を10分ほど登ると白亜の友ヶ島灯台が見えてきます。この灯台は明治5年にイギリス人ヘンリー・リチャード・ブラントンが設計により建設された灯台で東経135°の子午線の目近くに位置しています。紀淡海峡を隔てて、淡路島と対峙する灯台で紺碧の海と緑の芝生が鮮やかなコントラストを描き、まるで映画のワンシーンを見るような素敵な雰囲気を漂わせてくれています。
また、島全体が瀬戸内海国立公園の一部であるこの島には和歌山県指定の天然記念物に指定されている湿地帯植物群があります。大昔に谷が波の力による土砂によってふさがれ内側にできた池が蛇ヶ池、深蛇ヶ池などです。そこには湿地帯特有の植物が沢山繁茂し、草でできた浮き島も見ることができます。





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